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2009.09.18 (Fri)

心のしつけ

菊次郎は日に日に穏やかになって、
むやみやたらに吠えかかったり、襲いかかったりすることはなくなりました。

この『むやみやたらではなくなった』というのが曲者で、
菊次郎にとっては理由があってのことなんだけど
私にしてみれば随分理不尽なんじゃないの?って思うことが多いのが実情。。。 



【More・・・】

そんな日々の中で、

実は、8月23日のかもねぎの記事を読んだ時、少しイラっとしました。

『最近では、何されても気分良く受け入れてくれるようになったんですよ(笑)』

ここの部分に過剰反応して
「けっ。そこまでイイコじゃないだろー。
何をされても、って菊次郎が嫌がらないことしかしてないじゃん!」
と心のなかで毒づきましたよ~。

実際、かもねぎにそれを言ったら
「だって俺にはやらせてくれるんだから、いいんだよ♪」
って返事が返ってきちゃって。
そーなんだけどさ。。。私の気持ちは複雑。。。

まぁ、今まで菊次郎が受け入れてなかった色々なことを
やらせてくれるようになっていたのは事実なんですけれどね。
おとーしゃん限定なことが多くて(^^;

菊次郎との信頼関係の構築は、最初の時点からずっと
かもねぎの方が少し先を進んでいるんです。
オトコとオンナの違いなのか、単に私に威厳がないのか。。。

この時点では、私に対しては「やらせてくれないこと」の方が何倍も多かったんです。
しかも何かあると、スイッチONして私に攻撃するんですから。。。


ちなみに菊次郎のスイッチONパターン

① おとーしゃんが帰宅 → みんなで興奮 → もみくちゃ状態 → 自分も興奮 → 自己制御不能 → おかーしゃんに攻撃

おとーしゃんへのお出迎えを早々に切り上げて、わざわざおかーしゃんに怒りに来るんですよ(爆)


② お散歩の支度 → みんなで興奮 → 自分も大興奮 → 自己制御不能 → おかーしゃんに攻撃

首回りを触られるのが、まだ嫌なので、リードをつけるだけで相当のストレスがかかる模様。
その上、お散歩に行ける嬉しさの興奮がミックスして、おかーしゃんに怒りをぶつけます(爆)

※ 首輪の付け外しは、おとーしゃんでもまだ危険なので
菊次郎は年がら年中首輪をつけっぱなしです。


③ おとーしゃんに撫でられる(本当は撫でられるのはまだあまり好きではない) → ウキーっとした気分になってくる → 気持ちのやり場がない → おかーしゃんに攻撃
おまけに自分が行きたい方向に行くのを止められるのが大嫌いなので、
おかーしゃんに飛び掛からないようにとおとーしゃんがリードで制御でもしようものなら
さらに興奮マックスで激高します(爆)


他にも色々あるんですが、
要するに菊次郎にとって何かストレスがかかった時に、興奮を自分で制御するのが苦手で
他への攻撃に切り変わっちゃうんです。


でも、こうやって分析して書けるようになったということは
菊次郎のキモチがだんだん見えるようになってきたということ。

考えて考えて悶々としていたけれど、改めて腹を決めました。

菊次郎のそういった気持ちを、ぜーんぶ受け止めてあげよう!

以前から(漠然と)そうは思っていましたが、
今までは、菊次郎の気持ちが見えない部分もあって
不安に感じることもあったんです。
でも、今回は全くゆるがない心底からの覚悟です。

吠えられても怖くない。
菊ちゃん、不安だったんだね。嫌だったんだね。怖かったんだね。って
心の底から共感して愛情で包み込んであげるよーって気持ちが湧いてきます。

実際、菊次郎がウチのコになってくれたことが嬉しくて
菊次郎のことが可愛くて可愛くて仕方ないんです~。
(手のかかるコ程、可愛い!?)


そして「無理しない」ということも、改めて心に刻みました。

吠えかかって咬みつかれそうな時は「ヨーシヨシ」って声をかけるだけ。
目が合うとますますヒートアップしてしまうので、声をかけながら目線をはずす。
少し落ち着いて撫でられそうだったら、優しくそっと撫でてあげる。
撫でられるのが嫌そうだったら、深追いしない。

菊次郎が私に対して戦闘モードに入った時に、
菊次郎が飛び掛かってきてもいいから、
かもねぎには、菊次郎をリードで制御するのをやめてもらいました。


菊次郎がどんなに攻撃を仕掛けてきても、
ひたすらその気持ちを受け止めてヨシヨシしていたら
だんだんと菊次郎の心が溶けてきてくれたように感じられました。


まだまだ、興奮して吠えかかることはありますが、
獰猛さ加減が違うと言うか。。。

説明するのが難しいのですが、確実に心理状態が違います。
目をギラギラさせて猛々しくではなく、
激しく吠えてはいるんですが、優しい目になりました。

撫でようと伸びた手にも、襲いかかろうとはしなくなりました。
吠えてから黙るまでの時間も随分と短縮されました。



テーマ : わんことの生活 ジャンル : ペット

タグ : パピヨンしつけ森田流

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 |  2009.11.20(金) 17:56 |   |  【コメント編集】

色々と我が家と重なる事があって、しみじみしてしまいました(^^;

コタツはいぬがきさんのワンコなので、やっぱりいぬがきさんに対する態度と私に対する態度が違うのですよ。
それを実感する度に「どうせ…」っていう気持ちに今でもなっちゃったりしてます(-_-;)
心狭いな~(笑)と思いつつも、悲しい気持ちの方が大きいので止められないのでしょうね~
駄目な大人です(爆)

気に入らない相手に飛びかかろうとする時のリードで制御…うちも以前(ちょっと前まで)やってましたよ~
コタツは私の母が立ったり座ったりと動く時に吠えかかって飛びかかり噛み付いちゃうのです(>_<)
それを止めるためにやってました。
でも制御すると、尚更酷くなるような気がして…
母は今でも噛み付かれそうになっているのですけれど、とりあえず最近は落ち着かせるようにさせてます。

我が家の方はまだまだ色んな事に時間がかかりそうですが、焦っても仕方ないので、気長にどっしりと腰を据えて(?)お互い頑張りましょうね(^^)♪
ぬこむら |  2009.11.20(金) 18:33 |  URL |  【コメント編集】

◎◎◎ お返事です♪ ◎◎◎

★ 鍵コメさん ★

コメント&応援ありがとう~。
元気をたくさんいただきました(^^)
これからも頑張ります!


★ ぬこむらさん ★

ぬこむらさんのお気持ち、すごーくわかります。
こちらからの愛情が一方通行に感じる程、
むなしく悲しいことはないですよね。
しかも咬まれてしまったりしたら尚更、
体だけでなく心が痛みますよね。

森田流、いいですよ。
飼い主とワンコの心と心の結びつきを深くする方法を
教えてくれます。
私は菊次郎の気持ちが100%とは言わないまでも
ほぼ、わかるようになりました。
だから攻撃されても咬まれても
以前程落ち込んだり悲しくなったりしなくなりましたよ。
っていうか、今では攻撃も咬みもほとんどありません。
穏やかに甘えてくる菊次郎に毎日癒されています。

コタツ君が何故そんな行動をするのか。。。
ぬこむらさんはわかるようになりましたか?

咬む等の問題行動をするコには、他のしつけ方法は
却って咬みを助長するんじゃないかと今では思っています。
森田流ってちゃんと理解をするまで
難しいと感じることもあるけれど
理解が進んだ今、続けて行った先の菊次郎と私の関係の
素晴らしいゴールを確信しています。
ぬこむらさんにも、とってもお勧めだと思うんだけどなぁ。
同じ悩みを抱えるものとしての老婆心でした。

なおぴー |  2009.11.22(日) 10:06 |  URL |  【コメント編集】

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